2011年6月24日金曜日

Pomegranate Molasses

最近のマイブームです。ザクロの糖蜜は中東の料理によく使われ、Muhammaraというディップを作りたくて知りました。しっかり探さなかったのでなかなか見つからず、今年に入ってWhole Foodsでやっと手に入れた次第。
とろっとした液体はそのままなめても美味しいザクロ濃縮味です。ロンドンでイラン出身の友人が焼き魚(確かマスだった)にザクロを使ったソースをかけた料理を作ってくれて感動しました。イランでは日本の炊飯器が大人気で二度押し(炊き?)できれいにおこげができるようになっているそうです。中東の人がおこげ好きとしってすごく嬉しかったのを覚えています。Dannyの元同僚のイラン人のお宅にうかがった時も、きれいにおこげができたお釜ご飯がテーブルを飾っていました。バラを使ったデザートもいただいたような記憶があります。彩りや香りが、日本料理のそれとは違う豊かさを持つ中東料理。興味津々です。
写真は2年前のBBQ
糖蜜と一緒に買ったザクロ濃縮ジュースは炭酸水で割ってミントをのせればきれいで美味しいドリンクができます。もちろんカクテル作りにも活躍。 ウォッカはもちろん、酒ベースでもいいです。コアントローやグランマニエでオレンジ風味を添えると甘み味が引き締まりより美味しくなります。

今日は大きめのエビにザクロ糖蜜をからませ、シナモンとカイエンペパーをふり、粗挽き米粉をまぶしてバターとオリーブオイルで焼き、塩こしょうでいただきます。ただまぶして焼いただけなのに何とも言えぬ深い味。米粉をまぶした表面はもちっ、カリッとシナモンがきいたペルシャ味(?)を引き立てています。塩をふると尚甘さというか味が深くなる!実は使った米粉は上用粉ができるか試したときに挫折したもの。こんなところで粗めの粉はいい衣になってくれました。この料理法は肉にも、特に羊肉や豚肉に合いそうです。
ホタテには下味をつけて、オレンジの小粒レンティルを粉にしたものをはたいて、同じくバターとオリーブオイルで焼きました。卵を敢えてつけなかったので衣ははげちょろけになりました。。やっぱりだめか。卵白だけでもまぶせばよかった。高野豆腐をすりおろしたものもパン粉の代わりになります。グルテンフリーでも工夫次第でいろいろ衣の材料はありますね。レンティルは色がきれいだし、豆の味わいもあるのでけんかしない素材とうまく組み合わせればすてきな一皿ができそう。

小エビとグリンピースのチャーハンといただきました。
今週前半の暑さにやられたのか、昨日Windy Hillに歩きに行ったからか少々疲れ気味。気乗りせずとも料理をしたら少しすっきり(写真は超手抜き)しました。仕事はがんばり、他は無理しないでゆるゆるいくとします。

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